何とかしましょう。PAT共育ゼミナール

中学受験対策の社会をしているのですが、
歴史の総復習は必要だなあと感じています。
これからはほんとに本気の受験モードなので、
あと3か月で何とかしていきましょう。
地理もそうなのですが、やはり歴史は重要。
教育として。
ここを間違えると周囲の国と軋轢を起こしたり、
誤解を生んだりしますから。
日本の歴史教育の優れている点は、教科書が野球中継の
アナウンサーのような部分だと思います。
まあ、まあ、客観的に状況だけを述べる。
しかし、解説者がいなければ面白くないのです。
教師が解説者となるのでしょう。
このシステムは事実の列挙であり
こうあってほしいなあという願望や
こうであるべきだという主張を排除するので、
どの国に対しても平等性を一定程度保つことができます。
でも、一方でつまらない。教科書に物語性がないのであるから
読んでてつまらない。
また、客観性を保つことは可能であっても、
都合の悪い事実は掲載しないという手法もとれるわけです。
(その部分から、違った観点の歴史教科書が作られていくのだと
思いますが。)
とすると、教えるサイドの力量や思想が大きく
反映したものになってしまう。
史観や主張を排除すると歴史嫌いの子供を作ってしまう。
取扱いの難しいシステムだなと思うのですが、
子供たちがどのように歴史をとらえるかという
解釈の余地は大きいから、歴史を自分でどのように考えるかを
学ぶ機会を与えることになると思うのです。
教育が国民の洗脳のための道具であってはいけない。
同時に個人の洗脳の道具でもないことは明らかです。
国民教育は必要だとは思うのですね。
国民としてのしてのルールを考え方、生き方を子供たちは
身に着けないと不都合なことが子供たち自身に
降りかかるかもしれないから。
でも、一人一人の子供たちがよりよく自分を生きる。
それが教育の目標だと思うのです。
国民教育を間違えると他を貶めることで自分たちに
誇りを持ち、そのほかのことを受け入れられなくなる、
そんな思想、発想として窮屈な
国民を生み出しかねないのかもしれないなぁ。と思います。
ちょっと政治的な内容すぎますかね、でも政治と教育は
不可分だし、道具としての教育は子供たちがよりよく
生きるための道具にしなくてはいけないし、
子供たちが自分でものを考えていける責任がほんのちょっとだけど、
僕にもあると思うので。僕自身も受験の道具ではないと思いたいので。。。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール
ぽおっと発信 札幌市中央区 学習塾 PAT共育ゼミナール代表のブログ

何とかしましょう。PAT共育ゼミナール」への1件のフィードバック

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    鍛治先生も歴史の指導に少し悩まれているようですが、私も日能研時代はかなり悩みました。
    歴史は、うまく政治の道具に使う中韓はともかく国内でいわゆる自虐史観のオンパレードのような教科書を教育委員会が平気で採択することで日本人としての誇りや名誉を相当傷つけています。
    私たちの祖先はひどい人々だったんだというような完全に誤ったことを教科書だから、仕方ないというように学校レベル、塾も含めて教え込んでいます。これでもかというようにです。
    南京事件などは虐殺など損愛しないということはすでに実証され、証明されていますが今だに
    テキストに堂々と載っています。私は塾のテキストは、基本的に間違いであるとハッキリ子供たちに説明しました。「世の中にはいろいろな考え方があっていいけれど、私はこう思う」ときっちり授業では伝えました。日本人や中国人の親の反発はありましたが、もしそれで首になっても仕方ないとは思っていましたが・・・。
    とくに北海道は北教組が強く、小中学生をある意味人質にとっていますので、塾では下手なことはいえない状況かとお察しいたします。
    「自分の国を誇って何が悪い!」という気持ちは必要ですし、中韓とはまったく国柄、国民性が異なるので相手にしないという冷めた態度が必要と思います。もっとも、入試で問われるのでその部分は対応せねばなりませんが・・。
    私見で大変失礼しました。

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