札幌高校受験のちょっとしたお話。どの高校を選ぶべきか?

近年、高校受験塾の塾長として感じていることがある。東西南北の高校間の合格最低ラインにギャップが出てきているような気がするのだ。転勤がある大手の塾と異なり、当塾は定点観察以外のことはできないのだが、南高と東高の合格層に隔たりが出てきているような気がしてならない。道コンの追跡資料を見ても数字的に大きな動きがあるわけではないが、SS69とSS64だからもともと5ポイントはあるはずなのだが、それ以上の開きが感じられる。
先日、ある私立高校の先生とお話をさせていただいて、東は205点くらいで合格者が、(Aランクの上位ならば)出ているということだった。南は大きく崩してはいないが、東・西あたりは当日の点数が十分に取れない子でも内申で救済されるケースが目立ってきたとのことだった。学習塾のできるできないはどちらかというと学力点という物差しで測ることが多いので、違和感の原因はどうもそんな点にあるらしい。そういえば、北高あたりでも当日点が低い生徒の話を聞いたことがある。今でも、上位高でも内申有利という状況はいまだ続いていると感じられる。

今後、大学入試制度改革が行われていく中で、学校成績や外部検定が活用される可能性は高くなっていくだろうから、(今の中3からですね。)内申重視、つまり、学校の勉強をまじめにする生徒を評価する方向になってくるかもしれない。と同時に、無理して上位の高校に入り、学校の成績をとるのに汲々とするよりは学力的に余裕のある所に入った方が有利という傾向が出てくるかもしれない。まだまだ、情報に目を向けていくことが必要だろうと思う。

一部の生徒から、最近うちの高校は中退が多いという話や、授業自体がまともに成立してないというお話を聞く。具体的に実名は上げることは避けたいと思うが、一部の高校は私立、公立を問わず荒れ気味の様子。生徒指導面にゆるみが出ていることを感じている。以前は全く聞かなかったような、学校にはばれていない飲酒や喫煙などもあるようだ。実際に、こんな情報は塾にも学校にもオープンにするわけがないのだが、ただ、生徒の情報が生徒経由で流出する。比較的評判がよい私立でそのような内容があるだけに、選択には十分に気を付けるべきでしょう。伝聞でしかないことなので。当然当塾の塾生ではありませんし、あくまでも学校における問題だから。あいまいな話で申し訳ございません。

これらの情報が、PAT共育ゼミナールの進路指導面談にはいかされています。だから、偏差値輪切りや高偏差値の学校のみを志向するという進路指導はいたしません。

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PAT共育ゼミナールの夏期講習についての考え方。他塾の倍量の授業数

PAT共育ゼミナールは夏期講習での外部集客をあまり目的とはしていません。外部集客を目指すならば、お手軽に、日数を減らして、無料ですればいいのです。そこで体験させて、入塾にすればいい。でも、お手軽な日数で短い授業時間、そんなので本当に力がつくのだろうかと思うのです。道コンの順位と同じで客寄せの手法でしかないと僕は考えています。

当塾の夏期講習は、まず塾生のへのサービスです。だから、中3でいえば英語、数学27回授業をして、理科社会でいえば20回授業をして、個別で行う問題演習の時間内に、巡回指導を行い、とにかく時間をかけて力をつけていくのです。そのための夏期講習であるのです。金額的に言えば、他塾と変わらないか安いですから、時間数は倍量で、授業料は同等。サービス特価なのです。塾生があるいは保護者の方が、ほかの塾に行っている子は高いお金出して、この程度の時間でかわいそうねと思ってもらえるものを作りたいと思っています。実際にできていると思っています。

と同時に僕の自己満足という側面もあります。
基本、僕は不安なのです。生徒を家でおいておくことに、ついつい勉強してないんじゃないかないか。とか、宿題がわからず困っていて、解答写すだけで終わっているんじゃないかとか。かんがえてしまいます。解答なんて移すためにあるでしょ、くらいの勢いで、宿題は〇ばかり、でも、テストはからっきしという生徒さんを多く見てきているので。。。うちの娘も例外ではなくて。誤答に向き合うことができない。つねに、その不安がぬぐい切れないのです。だから、できるだけ長時間、僕の目の届く場所に置いておきたいし、宿題をこの塾でやってもよい。わからなかったら、僕でも、奥さんでも、文先生でも聞けばよい。むろん、参加しない生徒向けの通常授業は、7月でも8月でも実施します。4回きっちり。夏期講習というサービスによって、その月の授業がなくなってしまうのもおかしいと思うので、本当に力がつく夏期講習を実施します。

塾生に対するサービスだと思うので、新聞折り込み広告も入れません。折り込み広告=広告宣伝費を生徒の受講料に上乗せするのは何か僕自身は納得いかないから。僕のお小遣いで何とかできるものではないのだし。

とはいえ、このような夏期講習でよければぜひご参加ください。7月26日から8月24まで。お問い合わせはPAT共育ゼミナール011-206-1771です。

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2017年6月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : patkyouiku