小4P@Tコースでは今日も算数の文章題に取り組んでいます。どうやら( )を使った式のようです。
問題
あきらくんは文房具屋さんで240円のペンと160円のノートを合わせて買い、1000円を出しました。あまりはいくらになりますか?
一人の生徒は240+160-1000と式を立てています。また、ある生徒は同じ問題で1000÷(240+160)と式を立てています。
前者は問題の初めから、式を立てていることはわかるのですが、後者は?
話を聞くと、「だって、”あまり”ってかいてるじゃん。」とのことです。
小学校でもかなり前にやっていて、塾でもかなり前に終わらせた部分なので、忘れるのは仕方ない。
嫁が嘆息するのは、生活体験の乏しさなのです。普通、お店に行って上記2名のような行動はおそらくとらない。
算数や国語、理科・社会という科目の定着は、プリントや学習の面だけではなく、日常生活にいかに結びつくかが
重要なファクターであると僕らは思っています。
学んだことをいかに生きる力へと結びつけられるか。
特に、小学生の時代というのは生活と学習は不可分な側面が大きい。その面では、生活と学習が分離してしまっていることに
僕らとしては反省しているということなのです。
うちは、できないことや点数取れないことを怒る塾ではない。特に小学生はそうです。
できるようになるまで何度でも繰り返したらいいし、怪しいと思ったらもう一度繰り返し学習をさせます。
その点は、公文さんなどと違う面だろうと思っています。
結果として、式の意味はもう一度説明されて2人ともわかって帰ってもらったと思いますが、
それを放置しているのは、小学校のリアルな日常だろうとも思います。
うちにも小4の末娘がいるので。。。