僕が独立して塾を作ろうと思った
というか決意したのは、塾の教員でありながら、
子供たちの勉強を見てやれていないという現実からです。
うちには中3を筆頭に5人子供がいるのですが、
勉強を見るくらいしか、親としてできることないのに、
それさえしていない現実。
十分に親としての義務を果たしていないと感じていました。
娘の友達を呼んで勉強会みたいなことをしていたりするのですが
それでも限界はある。
現状の仕事との絡みもあり、難しい。
だったら自分で作ってしまえー的な。
だから、中3の娘の勉強が佳境に入る8月後半を
目指していたんだけれども、直前の時期になってしまった。
私自身が5教科すべてを教えるというのは、その辺の部分があります。
親は子供の勉強を見るとき、数学はいいよ。英語はだめだよ。って
言えないと思うんですわ。なんでもお構いなしに子供は持ってくるし、
子供の苦手もそれぞれ違う。
あくまでも、子供たちの親としての発想で、塾は作っていこうと考えています。
だから、中学・高校・大学入れるだけじゃない。
それは多分に大きな目標なのですが、
生きるための道具を手に入れさせてあげたい。
親として考えるから、必要なことができなければ、必要であることには
常に妥協を許さず、厳しく接したいのです。
PATにはいろいろな含みを持ったせていますが、
「先生の領域に入っている親」という意味を持たせています。
だから、Tがはじめではなく、Pがはじめなのです。
明日から開業ですが、とりあえずは開店休業かな。
はじめのうちは、それもよし。
もともとたくさんのお客さんを預かる仕組みではないので…。